【半田市AHH工務店のこと】福散歩。INAXライブミュージアム①
#福散歩 #INAXライブミュージアム
春のお散歩日和。気になってた企画展、行ってきました。
”なんとかせにゃあクロニクル”伊奈製陶100年の挑戦。
知多半島ではなじみ深いINAX。
LIXILに変更してからもうだいぶなるから知らない人もいたりするのだろうか?
その昔はタイルのシート張りなど内職などしていたお家も多かったとか。
常滑や半田では掘ると焼き物の破片がたくさんでてきたり。。。
伊奈製陶・INAXは、土管から始まり、帝国ホテルのレンガ製作をしたりと、
知っていることもあったけど新たな発見の連続!!
とっても面白くて企画展のタイトルがピッタリでした。
もっと早くに行ってお知らせすればよかった。。。
もう終了してしまったので、、、少しご紹介させていただきます。
約千年の歴史を持つ六古窯のひとつ常滑。
INAXのルーツも茶器から。写真は伊奈長三さんの急須。(江戸後期のころ)
とっても素敵で見入ってしまいました。
”日常の美”をとても感じました。
「薄くて軽く、わずか69gほど。当時は急須を直火にかけ茶を沸かしていたため火の通りがよい薄い急須が好まれた。
長期使用でなく消耗品ととらえられていた。」展示解説より。これが民藝なんだろうな。
消耗品にしては美しいー。私にはもったいなくて直火できる気がしません。。。
時代の流れから”陶芸”から”陶業”へ。
伊奈製陶といえば土管のイメージ。常滑もまちのいたるところにあって街の風景ですよね。
写真はなんと土管を輪切りにし底をくっつけた急ごしらえの火鉢。その名も”震災火鉢”
1923年9月に関東大震災が発生。
関東からの注文は途絶え、先行き暗い中、被災者のために役立つものは何か?
とスピード重視で簡易な火鉢を大量生産。一時しのぎの火鉢は見向きもされず大量在庫だったそう。
後の教訓になったとあったけど、INAXのモノづくりの精神だなと私は思いました。
いい会社だなーを改めて地元の自慢だなと感じました。
つづく。